赤羽 大江戸そば 赤羽3・4番ホーム
赤羽駅周辺で昼食。食べるのはそばだから、どこで食べるか。百万石もいいし、駅構内のそばいちや駅外の富士そばも捨てがたいけど、今日は行ったことがない駅ホームの大江戸そばに行ってみることに。
お昼頃の訪問。初めてのお店なので、かき揚げそばに決める。タッチパネルの券売機でチケットを買って、店内に入って注文。店員さんがNREのゆでそばを湯通ししてつゆを注ぎ、かき揚げとねぎを乗せて完成。
つゆは市販のめんつゆの味。甘辛でにんべんのつゆのよう。ゆでめんは身は詰まっているがぼそぼそ。最近ゆでめんといえば興和物産やむらめんばかり食べていたので、それとは違う味のゆでめんがあることに軽い衝撃を受ける。かき揚げは玉ねぎとにんじんが入っていて、桜えびの風味も感じる。揚げてから時間が経っていて、なかなかつゆが染みない。少しずつかき揚げをちぎって、つゆに浸してめんと一緒に食べる。かき揚げの衣を少し残して食べ終わり。
文殊やいわもとQのようなネオ立ちそばや六文そばやそば千のような昔ながらの下町そばとも違う、「駅そば」というジャンルの立ちそばがあったこと(それにいまもあること)をあらためて実感。小学生の時、列車に乗る前に持ち帰り用の器に入ったそばを買ってもらい、ボックス席で食べたことを思い出した。
駅のホームにあるそば屋さんならスピード優先。味を楽しむなら階段を下りてそばいち、時間が惜しいならホームで大江戸そば。普段のそばの味に飽きたら、また来てみたい。そのときは天ぷらではなく、とろろやわかめなどにするつもり。それにしても駅ホームのそば屋さんは本当に減ってきた。いまのうちに行っておかないといけないかもしれない。