立ちそばめぐり

おいしい立ち食いそば屋さん探しの記録。

本蓮沼 そばひろ

平日の夜10時から翌朝7時まで開店しているお店。私が普通に生活している限り訪問するのはかなり難しいけれど、緊急事態宣言中の営業時間は夕方4時から夜8時までとのこと。お店にとっては不本意だろうけど、私にとってはいいチャンス。ということで行ってみることに。

夕方5時ころの訪問。初めてのお店でゲソ天はなし、ということで天ぷらそば。山菜も100円で安いので追加。口頭で注文すると女性店員さんがめんを温めて丼に盛り、山菜を乗せてつゆを注ぎ、最後にかき揚げを乗せて1分ほどで完成。お金を渡して、器を受け取る。

つゆは暗黒汁。醤油が勝る辛口系だが、塩辛くはない。めんはゆでめん。断面が丸ではなく四角なのがめずらしい。湯通し時間が的確なのか、硬すぎず柔らかすぎず。かき揚げは大きめの玉ねぎが甘く、干し桜えびも入っていて香ばしい。つゆがしみると玉ねぎはいっそうおいしくなり、つゆ自体にも天ぷらの油でコクが出る。山菜も筋張ってなくて程よい食感。生卵も入れたらよかったかな…などと思いながらごちそうさま。

客は私一人。普段は複数の客で使うはずの外に設置されたテーブルを占領してそばを食べた。天気のよい夕方に外で食べるのは本当に開放的。この開放感は体験してみないと分からない。この前の「南天」に続いて、このお店もアウトドア系の立ちそば屋に認定。天ぷらがおいしいようなので、次回はなす天やちくわ天あたりにしてみようかなあ。夜の営業が再開したら、帰りの時間をしっかり調べたうえで再訪してみたい。

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