新宿 信州屋 新宿南口店
今日もお盆期間中、しかも土曜日。ただでさえ土日に営業している立ちそば屋さんは少なめなのに、さらにお盆で休業のお店が多い。いつもの富士そばやいろり庵きらくでももちろんいいけど、どうせなら未訪のお店に行ってみたい…ということで、いろいろ調べて営業している信州屋新宿南口店に行ってみることに。
新宿駅南口から徒歩3分程度、朝8時半頃の訪問。初めてのお店でゲソ天はなし、ということで、内規によりかき揚げそば。温玉も付けることにする。店内に券売機はなく、レジの前で口頭で注文してお金を払い、引き替え券をもらって自席で待つスタイル。注文してから1分もかからずに完成したので、器を受け取りに行く。
つゆは醤油が香るあっさり甘辛系。くせがなくてどんどん飲み進めてしまいそうになる。めんは提供スピードから考えるとゆで置きの生めんで柔らかい。かき揚げは揚げ置きだけど揚げてから時間が経っていない様子。具はにんじん、春菊と長ねぎ。玉ねぎではないのがめずらしい。つゆに浸かっていないところはサクサクだけど、どんどんつゆに溶けていってふわふわに。つゆを吸って柔らかくなったかき揚げと柔らかいめんを一緒に食べると意外と合う。七味は店内の壁に掲示されていたように八幡屋蟻五郎のそれで、ひと振りすると辛味のほかに生姜のさわやかな風味か加わっていいアクセントに。卵をすすってごちそうさま。
20席以上あると思われる広い店内に客は私を含めて2人のみ。休日の朝だとこんなものかな。メニューはせいろから書かれているので、本当は冷やしを食べるべきお店かもしれない。次回は冷やしとろろあたりを食べてみようか。それとも、やはり温そばで舞茸天にわかめトッピングか。土日にも営業していて来店しやすいので、近々また訪れてみたい。