立ちそばめぐり

おいしい立ち食いそば屋さん探しの記録。

池袋 嵯峨谷池袋店

平日の午後1時半、仕事がぜんぜん終わらない…。このままだと昼食抜きになってしまうので、いったん中断して食事に出かけることにする。ネットでピンチと紹介されている十割そばのお店、なくなる前に行っておかなくては。

午後2時少し前に到着。立ちそばの気さくなイメージとはちょっと違った、白黒だけの意匠の店構え。値段を見なかったら立ちそばと分からないかも。券売機で天玉そば温そばのチケットを買って店員さんに渡す。一つだけ席が空いていたので滑り込むことができた。注文後に茹ではじめて、3〜4分ほどたって完成。

つゆは薄味だろうか。バランスの取れた好みの味だけど、おそらく朝に食べた富士そばの濃いめのつゆと比較してそう感じてしまうのかも。ウリの十割のそばはつるつるして箸から逃げてしまい、食べるのになかなか難儀してしまう。そばの風味はあまり感じることができなかったけれど、もっちりおいしい。なぜ刻みナルトが?かき揚げは衣が薄くて、つゆになじむと玉ねぎの甘みでつゆのコクが増す。カウンターにおいてあるつぼからわかめ取り放題なのもこのお店の特徴。私にとってわかめは立ちそばにおけるサラダ的存在で、塩分や脂肪分を多めに摂取してもわかめで帳消しにできると考えているので、このサービスはうれしい。生卵をすすって完食。

8席くらいの店内の客のうち、温そばを食べていたのは私を含めて2人のみ。ほかのお客さんはもりそばを食べていた。そりゃそうだよなあ。十割そばを楽しむなら当然もり。ただ、私はつゆを飲みたい派なので、夏でも温そばを頼んでしまう。

昼過ぎでも満席なら、とりあえず閉店せずに続きそう。今度はさっぱりとろろそばか、茄子みぞれそばでも注文しようかな。もちろん温そばで。さて、さっさと仕事に戻るとするか。

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