立ちそばめぐり

おいしい立ち食いそば屋さん探しの記録。

早稲田 立喰 はせ川

平松洋子「そばですよ」で紹介されていたお店。平日のお昼過ぎまでしか営業していないお店のようなので私はなかなか容易には行けないけれど、朝から江戸川橋に行く用事があったので、少し早く家を出て立ち寄ってみることに。

朝8時半頃に訪問。椅子はなくカウンターのみだが、清潔感のある店内。いつもどおり天玉そばでもよかったが、山菜そばを口頭で注文。背の高い店員さんが箱からゆでめんを取り出してお湯で温め、どんぶりに盛ってつゆを注ぎ、山菜とねぎを盛りつけて完成。

まずはつゆをひとくち。塩辛い。醤油がしっかり効いている。高田馬場駅前の「幸寿司」を思い出した。めんは太く色が黒くて田舎そば風。もっさりしているが歯ごたえがあってなかなかおいしい。めんも山菜もねぎもたっぷり。学生街だからサービス満点なのか。山菜は特筆すべきことはないが、量が多いのでわしわし食べることができる。…それにしてもしょっぱいな。もともとつゆが塩辛いところに山菜の塩気も加わって、口当たりがちょっととげとげしい。つゆを飲み干すこともできたが、いちおうちょっと健康を考えてつゆを残して完食。

カウンターの奥には天ぷらが入った箱が置かれている。店内に油の匂いはしないので、おそらく外部から調達しているのだろう。このつゆにはたぶん天ぷらがあうと思う。学生から大人まで次々と常連さんとおぼしき客が来店していたが、その客の多くはかき揚げそばを頼んでいた。みんな分かっているなあ。やはりどのお店でも一度はかき揚げそばを頼んでみないと。しかもこのお店は山菜そばが430円なのに対してかき揚げそばが390円。次回はかき揚げそばと心に決めて、冷水機の水を多めに飲んで店を出る。

江戸川橋まで歩いて10分くらいか。今日は晴天で暑いけれど、汗をかいてもミネラル不足になることはないだろう。

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