立ちそばめぐり

おいしい立ち食いそば屋さん探しの記録。

板橋本町 そば谷

中山道の東京方面側にあるお店。板橋本町と板橋区役所前の間くらいにあるけれど、どちらかというと板橋本町の方が距離的に近いかな。板橋区役所前の「なごみそば」に行こうと考えていたら、残念なことに閉店してしまっていた。近くにいいお店はないかなあと調べていたらこのお店が開店したことを知って、行ってみることに。

お店に行ったのは午前8時過ぎ。清潔感のある店内。じつは今回は2回目の入店。前回はわかめをトッピングしたそば並を食べたけど、醤油を強めに感じる辛めのつゆとわかめがいまいちマッチせず、正直あまり好みの味ではなかった。今回はそば並にげそ天をトッピング。口頭で注文し、現金を支払う。店員さんが興和物産の箱からゆでめんを取り出し、かごに入れて湯通しして、どんぶりに盛りつけてつゆを注いで天ぷらとねぎをのせて完成。

まずはつゆをひとくち。…あれ、しょっぱくない。前回は塩辛く感じたのに、今回は薄味に感じる。私の体調の問題か、それとも前回は煮詰まっていたのか。興和物産のゆでめんは安定の品質。少しやわらかめかな?ただ、嫌いな感じではない。興和物産は店によってそばを作り分けているのかもしれない。げそ天は味わい深い。硬すぎずほどよい食感で、かむとげそのうまみがしみ出てくる。げそを食べてそばをすすり、天ぷらの甘さが加わったつゆを飲んで…を繰り返して食べ終わり。

このお店は、以前東十条にあった立ちそば屋さんの「そば谷」の常連さんが屋号を引き継ぎ、そのそば谷と同じだしを使い、同じ製麺所から仕入れをおこなって営業を始めたとのこと(詳しくはこちら)。東十条のそば谷も気になるお店だったけど、いつの間にか閉店してしまって、いまその店舗跡はたまに選挙事務所になっていたりする。気になったら躊躇せずに試さないと。最初に食べたときと今回とでつゆの味が違うように感じたのは、まだ試行錯誤の過程だからかもしれない。何度かおとずれて本当のよさが分かるようなお店もあると実感。これからも機会を見つけて通おうと思う。五目かき揚げも気になるけど、次回もまたげそ天を頼んでしまうような気がする。

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