立ちそばめぐり

おいしい立ち食いそば屋さん探しの記録。

浅草橋 スタンドそば野むら

今日は平日。家を早く出て、土日の朝に行けないお店に行ってみようと決意。JR秋葉原駅昭和通り口を出て、目当てのお店に向かう。駅前の箱根そば富士そばをやり過ごし、未訪のつつみや川一を通り過ぎて10分ほど歩いて到着。

8時半頃の訪問。先客は1人。お店の中をのぞくと券売機はなく、口頭で注文してお金を支払う仕組みのよう。定番のかきあげそばと玉子を注文して470円を支払う。店員さんはゆでめんを温めて、玉子を割り入れてつゆを注ぎ入れ、かき揚げとねぎをのせて完成。ねぎ入れていいですか?と確認する配慮に好印象。

まずはつゆから。しょっぱい。苦みすら感じる(私の味覚の問題か?)。めんは太めで、食べ応えあり。ゆでめんなのにちょっとそばの風味も感じる。丼をおおうほどの大きさで平べったいかき揚げはクリスピー。からっとあがった天ぷらではなく、ケンタッキーフライドチキンのクリスピーチキンの衣のようにガリッとした食感。つゆとはなかなか一体化しないが、天ぷらにクリスピーさを求める人にはよいかもしれない。つゆと一緒に生卵をすする。

坂崎仁紀「ちょっとそばでも」でも紹介されていたお店。かき揚げの衣は正直私のイメージとは異なるものだったけれど、なす天やちくわ天などの具がしっかりしていて衣が薄めの天ぷらならこの暗黒つゆとマッチするかもしれない。「ちょっとそばでも」でも、3回行けばハマる旨の言及あり。威勢のいい店員さんのあいさつを背に店を出る。帰りはJR浅草橋駅に向かうと西口まで5分強で到着。今度来るときは浅草橋駅から向かおう。それにしても秋葉原から浅草橋のエリアは立ちそばの名店が多いな。またいろいろ探してみるか。

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