立ちそばめぐり

おいしい立ち食いそば屋さん探しの記録。

秋葉原 二葉

今日はどこに行ってみようか。平日なので、土日が休みのお店に行っておきたい。場所はやっぱり立ちそばの聖地とでもいうべき御徒町秋葉原、神田、浅草橋あたり。ネットで検索すると秋葉原にいいお店があるようなので行ってみることに。秋葉原駅から5分ほど歩いて8時半頃にお店に到着。

このお店は券売機ではなく、口頭でお店の人に注文するスタイル。もたもたしていると、店員さんに「そばですか、うどんですか?」とたずねられる。そばで、玉ねぎ天と半熟卵をお願いしますと伝える。このお店はPayPayも使えるので、携帯アプリに460円と入力して店員さんに確認した上で実行。古いんだか新しいんだか。

若い女性店員さんが男性店員さんとともにてきぱきと注文をさばいていく。薄ピンク色のめん箱からゆでめんを取り出してお湯で温め、つゆを注いで天ぷら、半熟卵、ねぎをのせて完成。

つゆはしょっぱめ。醤油が強い。めんをひとくちすすると、子どもの頃に食べた駅そばを思いだした。伝統的な味。玉ねぎ天は衣が厚めでしんなりしていて、つゆになじむと濃いめの味にこくが加わる。生卵でも温泉玉子でもなく、半熟卵というのもめずらしい。つゆとの相性もよい。それにしてもめんの量が多いかな。私にとって、朝食としてはちょっとボリューミーだったかもしれない。おいしいけど、体のことを考えてつゆを少し残してお冷やを2杯飲んで食べ終わり。

L字型のカウンターにはつねに4〜5人の客がいて繁盛している様子。だいたいみんな2品以上トッピングを頼んでいる。毎日通っている常連さんも多いと思うけど、そうでない人もたまにこのなつかしい味を思いだして無性に食べたくなって訪れるんだろうなあ。種類の多い天ぷらから次は何を選ぼうかな、などと考えながら秋葉原駅に戻る。蒸し暑い朝に温そばを食べてわしわし歩いたので汗をかいてしまった。塩分補給についてはぬかりないけど、職場について汗だくだとちょっと恥ずかしいな。

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