立ちそばめぐり

おいしい立ち食いそば屋さん探しの記録。

三ノ輪 峠の蕎麦

ゲソ天のことをいろいろ調べていると、山田屋と新角の2つのお店の名前を見かける。山田屋は三ノ輪から徒歩10分くらい、新角は京成高砂駅前。個人的にどちらもあまり行かない土地だし、とくに山田屋は駅から遠いのが難点。…地図を見ていると、三ノ輪駅前で評判のいいお店があるみたい。山田屋は次回にして、そっちに行ってみることに。

平日の朝9時ころの訪問。先客はゼロ。券売機でゲソ天そばのチケットを買って注文。店主が冷蔵庫からゲソ天の具を取り出して、天ぷらを揚げ始めた。それから30秒ほどして、めんもゆで始めた。注文後の調理とは期待が高まる。しばらくして、ゲソ天が完成。油から取り出す。それからまもなくしてタイマーの音、そばもゆであがり。完璧のタイミング。そばを盛ってつゆを注ぎ、天ぷらを乗せて完成。

つゆは塩っぱめ。だけど少し甘さもあってバランスが取れている。めんは細めでしゃっきり、もちもち。ゲソ天の見た目は小ぶりだけど、衣が薄いので天ぷらのほぼすべてがゲソ。意外と満足度がある。わかめがついているところもいい。やわらかいゲソ天をつまんでそばをすすり、あっという間に完食。

いままで食べたどのゲソ天そばとも異なる、とても上品な味。めんの量は少ないので、大盛りにするかもう一品追加するのもいいかもしれない。追加するなら、やはり注文後揚げの天ぷら。次回は春菊天か舞茸天か、それともソーセージ天か…。思いがけずよい店に出会えるので、立ちそばめぐりは本当に楽しい。

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