立ちそばめぐり

おいしい立ち食いそば屋さん探しの記録。

江古田 のじろう

江古田駅から徒歩2分くらいの場所にあるお店。2020年12月に開店したばかりで、肉そばが有名なお店とのこと椎名町南天」で肉そばに目覚めたので、どんな味か食べてみたくなり行ってみることに。

日曜日の朝、開店まもない8時過ぎの訪問。すでに先客1人。券売機で肉そばとトッピング生たまごの券を買ってカウンターで注文。店員さんがめんをお湯で温めて丼に盛り、つゆを注いで肉を乗せる。さらに肉の煮汁も加えたらねぎを乗せて卵を割り入れて完成。

つゆは甘辛系。だけど途中で煮汁を入れたからか甘みが勝っている。めんはゆでめん。めん箱によるとむらめん謹製。太くて、田舎そばのように少し黒ずんだ見た目。しっかりした歯ごたえで、ぼそぼそとしていてなかなか飲み込めない。ただ、このめんを肉と一緒に食べるとなぜかおいしく、茅場町蕎麦たかね」の十割そばのようにも思えてくる。肉は甘辛くしっかり煮込まれているが、歯ごたえも残っている。この肉はたくさん乗せられたねぎとよく合う。太めんのそばを肉とねぎと一緒にわしわし食べて、卵をすすって完食。

南天」の肉は柔らかくてあっさりした味付けだったが、このお店の肉はそれとはちょっと異なる味わい。どちらも甲乙つけがたい。この店の店主は小伝馬町「田そば」で修行されたとのことなので、「田そば」のばら肉そばも食べてみたくなった。

食べ終わって店の外に出ると、立ち食いスペースが用意されていた。天気もよかったので、初めから知っていたら外で食べていたかも。次回は店の外でかき揚げそばかな。この太めんでかき揚げそばを作るとどうなるか興味がある。アウトドアの雰囲気も味わってみたい。

f:id:keropple:20210815105244j:image

f:id:keropple:20210815105257j:image

f:id:keropple:20210815105551j:image